鏡の前でふざけあってた あの遠い日々も
夜空の下でただ見つめてた 長い時間も
ただ懐かしく胸の奥で 時折チクッと痛む
遠く遠く過ぎた季節の 優しい贈り物
車を止めて耳を寄せた あなたの胸の鼓動
月の明かりに照らされていた 優しい面影
あなたに出会ったそれだけの はかり知れない奇跡は
遠い遠い空へと続く 切なく残る想い出
一番好きだったあの頃の景色も
記憶の中で琥珀色に変ってゆく
あなたの手の温もりはもう 忘れてしまったけれど
通りすぎてく風の音に ふと聴こえた歌声
ただ緩やかにすり抜けて 一瞬だけ感じた
遠い遠い記憶の中に忘れた あの日の涙
一番好きだったあの頃のあなたも
季節の中でセピア色に薄れてゆく
一番好きだった あの頃の 景色も
記憶の中で琥珀色に変ってゆく
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